
2017年以降、ビットコインの普及が進み、投資し始める人が増えてきています。
ビットコインのチャートを確認すると、いかに価格が上昇しているかわかるでしょう。
しかし、上昇しているのはビットコインだけではありません。
アルトコインと呼ばれるその他の仮想通貨も上昇を見せています。
今回はそんなアルトコインについて、2017年10月現在のおすすめ銘柄を解説。
仮想通貨初心者、アルトコイン初心者は必見!
1.そもそもアルトコインとは?
簡単に言うとアルトコインとは、ビットコイン以外の仮想通貨すべての総称。
現在仮想通貨は、小規模なモノも含めると全部で700種類以上あるとされています。
イーサリアムなどの多くのアルトコインはビットコインのように資金決済として利用できず、投資対象でしか使い道がありません。
しかし、多くの投資家がその可能性や将来性を予想しているため、価値が上昇しています。
また未公開株がどんどん新規上場していくように、新しいコインも続々誕生。
海外取引所を利用すれば100種類以上のアルトコインが購入でき、その中には国内取引所では買えないものも数多く存在します。
今後、ビットコイン以上に取引が活発になるコインが登場するかもしれません。
2.アルトコインのメリット
価格上昇の期待大
最近ビットコインの価格は一定数落ち着いてきました。
しかし、アルトコインはまだまだこれから大きく伸びしろが期待できるコインが多数存在。
例えば、ビットコインの2番手3番手にまで時価総額を上げてきた『イーサリアム』『リップル』でも価格上げたのは2017年以降。
2017年1月から7月までの6か月間でそれぞれ価格を20倍以上にまで上昇。
最も価格を上げた時期だと、元の価格から60倍までなっていました。
また2017年10月上旬には、モナコインの価格が日本円で300円台を超えて、200%以上の上昇を見せました。
これらに比べ、ビットコインはせいぜい2~3倍しか上昇していません。
まだまだこれから価格を大きく上げていく可能性を秘めているアルトコインが潜んでいることは十分に考えられます。
ボラリティの大きさ
ボラリティとは、価格変動の幅のこと。
アルトコインは、ボラリティが大きいことも魅力の一つ。
昨日10%価格が下がっていたコインが、今日には10%上がっていたこともあります。
なので、ハイリスクハイリターンであることも投資対象として大きなメリットでしょう。
ビットコインよりもハイスペック
アルトコインの多くは、ブロックチェーンなどビットコインの技術を使い、ビットコインの欠点を補っているのが特徴。
例えば、ビットコインだと承認作業に10分かかっていました。
これをDASHというコインなら、承認作業がわずか数秒で終了。
また、ブロックチェーン技術によって匿名性が不安視されましたが、匿名性の高さはZcashが解消。
リップルやネムもひと味違う特徴を持っており、それが企業や投資家からも注目を受けることも。
もしビットコインに問題があった場合、その問題をすでに解決しているアルトコインが注目を集めたりします。
3.アルトコインのデメリット
ビットコインの影響
アルトコインはビットコインと全く違う特徴を持っていたり、強化されているような部分もあります。
しかし、依然として仮想通貨=ビットコインという構図を抜け出せていません。
2017年だとビットコインの分裂問題の際、ビットコインの価格が下がったことに関連し、ほとんどのアルトコインが値下がりしました。
ビットコインの問題があると、「仮想通貨に欠陥があるのでは」と疑問に抱き、円やドルに換える人が多いため。
ビットコインに問題があれば、アルトコインも同じく悪影響を受けてしまうのです。
実際には価値がないコインも存在
すべてのアルトコインには価格が付けられていますが、実際は全く価値を持たない詐欺的なコインも存在。
リップルのように1XRP=0.8円から20円にまで上がるケースも確かにあります。
しかし、そのコインが本当に価値があって、どのように利用されていくのかを理解した上で購入しましょう。
4.おすすめのアルトコインは?
700種類以上あるアルトコインですが、その中でどのコインを購入すればいいか迷うところ。
今回はそんなあなたにおすすめのアルトコインをご紹介します。
イーサリアム(ETH)
イーサリアムは、時価総額はビットコインに次ぐ2位!
取引量を考えても、最も信頼の持てるアルトコインでしょう。
あのホリエモンこと、堀江貴文氏が投資していた事でも有名。
手固い投資先としておすすめします。
イーサリアムクラシック(ETC)
イーサリアム・クラシックは、イーサリアムから分裂したアルトコイン。
その背景は、2016年6月17日、約65億円相当のイーサリアムが不正送金された事件。
ハードフォーク(仮想通貨のルールを変える際旧ルールを無視し、新ルールを新たに適用して旧ルールの互換性が無くなる事)を行うことで一時信頼を回復。
その際の対応に不満を持ったグループがハードフォークを拒否した結果、登場したのがイーサリアム・クラッシク。
よって、値動きはイーサリアムに連動性があるというのが投資上の特徴となります。
また値動きがそれほど激しくないので、堅実な投資に向いているでしょう。
リップル(XRP)
リップルは、ビットコイン・イーサリアムに次ぐ時価総額がある有力なコイン。
グーグルやSBIホールディングスが出資。
さらに東京三菱UFJ銀行など大手銀行がリップルの技術を活用すると発表。
将来性は抜群です。
リップルとは、国際送金を高速かつ安全に安く行うためのもので、外国為替送金を行うための即時決済ネットワークとして機能することを意図して作られました。
円やビットコインなどをリップルのプラットフォーム上において数秒で送金、トレードすることが出来ます。
具体的な特徴としては、送金を行う際の手数料としての位置づけ。
そして決済の際に米国ドルと日本円の2つをつなぐ役割を果たすハブ通貨としての役割を果たす点があります。
LISK(LSK)
リスクは独自技術のサイドチェーンを持っているコイン。
メインのブロックチェーンと別に分散型アプリケーション上にブロックチェーンを用意。
もしプラットフォーム上に問題が発生したとしても、開発者がコントロールできることが大きなメリット。
また開発言語がJavascriptであり、言語の普及率からも様々な商品やサービスとのタイアップが期待されています。
5.アルトコインの買い方
では、先ほどのアルトコインはどこで買えるのでしょうか?
仮想通貨は取引所にて購入することができます。
ちなみにおすすめした4種類の仮想通貨はすべて、コインチェックにて購入が可能。
他にもZaifやビットフライヤーでも取引所は存在しますが、上記3つのコインを全て購入できるのはコインチェックだけ!
他のアルトコインの取り扱いから見ても、国内ではコインチェックが一番取り扱い通貨の数は多いです。
コインチェックの口座開設、および仮想通貨の買い方についてはこちらの記事が参考になります。
6.おわりに
以上、アルトコインに関して解説しました。
アルトコイン市場は非常に熱く、今後大きな利益を考えるなら、リスクヘッジをした上で投資をしてみていいでしょう。
またその他のコインについてはこちらの記事が参考になります。
おすすめの仮想通貨取引所はこちらの記事で紹介しています!