
最近、新時代の概念として注目されているのが、ビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨。
仮想通貨自体を流通させる場合、マイニング(採掘)という作業を経て、その通貨の部分自体が市場に流れていきます。
このマイニングで仮想通貨を稼ぐことをマイニング投資といいます。
今回はマイニング投資に関する基本的な仕組みや初め方、具体的なやり方について解説していきます。
【おすすめ記事】ブラウザに入れるだけで誰でも簡単にBTCがマイニングできるChrome拡張機能『CryptoTab』のインストール方法を以下の記事で紹介しています。

1.マイニングとは?
ビットコインなどの仮想通貨は、その性質上、全ての取引記録を取引台帳に記入をしています。
そしてそれらの処理をしていくには、数多くの計算をこなしていくことが必要になります。
どんな計算をしているのかというと、ある条件に合う数字を見つけるために、いろいろと数字を変えて計算するの繰り返しです。
また、見つけた数字が条件に合うかどうかは、他の人が簡単にチェックできるように、ご自身が持つスマホでも計算できるようになっています。
このため仮想通貨では、これらの追記作業をしていくにあたり、世界中から有志に協力してもらい、彼らの所有するコンピュータリソースを使用して作業をしてもらっています。
余っているコンピューターの計算能力を活用することによって、膨大な計算を行い、みんなで共有する1つの大きな取引台帳に追記を行っているのです。
この追記作業を手伝ってくれた人、追記作業のために膨大な計算をやってくれて、結果として追記処理を成功させた人は、お礼として仮想通貨がもらえます。
ちなみに報酬として仮想通貨を受け取ることは、仮想通貨の発行を意味しており、マイニングとは仮想通貨の鋳造作業なのです。
2.どれくらい稼げるの?
実際、マイニングをやってどれくらい稼げるのでしょうか?
今回は最もメジャーな仮想通貨であるビットコインを例に解説していきます。
2017年現在、マイニングの成功回数1回につき支払われるビットコインは12.5BTC(日本円で約610万円相当)です。
ですが、こうしたマイニング投資の報酬額というのは常に一定というわけではありません。
マイニングの報酬額は約4年に一度の頻度で半分ずつ減っていきます。このことを半減期と呼びます。
元々ビットコインにおける埋蔵量の上限は2100万BTCと開発当初から決められており、2140年にはすべてのビットコインのマイニングが完了し、市場に出回るように設計されています。
2009年当時、ビットコインがスタートした最初のマイニング報酬は50BTCでしたが、すでに2度にわたる半減期を経過して、2017年現在の報酬額は12.5BTCと半分以下にまで減少しています。
ちなみに仮想通貨は金やプラチナなどと同じように、埋蔵量が減少するたびに希少性は高まっていくので、保有できるうちにビットコインを入手しておくといいでしょう。
3.マイニングのやり方
仮想通貨をマイニングする方法は、主にソロマイニングとプールマイニングの二つがあります。
・ソロマイニング
他の人と協力しないで、自分一人でひたすら計算していくやり方です。
メリットとしては、もし自分が最初に答えを出してしまえばその利益を独り占めにできることにあります。
逆にデメリットとしては大規模マイニングな施設などが乱立する中、家庭用のパソコンだと自分が答えを出す前に他の人が答えを出してしまうので下手をすると利益が少なくなってしまうことです。
・プールマイニング
他の人と協力して誰かが1番最初に正解したら取り分を分け与えるやり方です。
メリットとしては、家庭用の比較的小規模なパソコンでもその性能に応じた収益が得られることです。
逆にデメリットとしては、もしも1番最初に正解したとしてもその取り分は仲間に配分しなければならないことにあります。
また仮想通貨をマイニングしている集団のことをマイニングプールといい、協力してマイニングがしたい方はマイニングプールのWEBサイトに登録します。
4.マイニングプールに投資する
マイニングには膨大な計算を必要としており、それを個人レベルですることは不可能なので、マイニングプールに参加して報酬として配当を獲得するのが現実的です。
投資へ参加するにあたっては、まずコチラのサイトにあるグラフを確認してください。
マイニングに関する履歴も同じで、どのマイニングプール(マイニングチーム)がどれだけマイニングしたのかも毎日公開されています。
マイニングプールに関しては、こちらのグラブにあるところから選ぶようにしましょう。
これを見ると、上位集団に参加しておけば大丈夫と思うかもしれません。
しかし、上位は中国勢が占めており、サイトは当然中国語・英語表示のみなので、何かトラブルやサポートが必要になった時に心配になります。
5.オススメのマイニングプール
現在オススメできるマイニングプールは、BitClubNetworkです。
・日本語対応が充実
日本人であれば、BitClubNetworkがいいでしょう。
BitClubNetworkへの出資額が一番多いのは日本人です。
そのため、日本人顧客へのサポートも充実しており、サイトは日本語表記に対応しています。
残念ながらカスタマーサポートは英語ですが、BitClubNetworkの投資家コミュニティーが盛んなので、コミュニティ内で日本語でサポートを受けることが可能です。
・長い運用実績
ビットクラブは2014年から運営されています。
これまでのマイニング競争で、安定してマイニングシェアを確保しています。
そして、今までのBitClubNetworkの歴史の中で配当がストップしたことはたったの1度もありません。
・情報の透明性
BitClubNetoworkではありとあらゆる情報が公開されています。
今後の設備投資計画、現状のマイニングプールの性能、これまでに獲得したブロックはもちろんのこと、AntPoolやBitFuryとの提携についても会員用ページに記載されています。
・アルトコイン取引にも対応
BitClubNetworkは2017年5月からアルトコインのマイニングシェアの取り扱いを開始しました。
現在のところ
・イーサリアム)
・イーサクラシック
・モネロ
・ジーキャッシュ
・ダッシュ
のマイニングが可能です。
これらはGPUというチップでマイニングされるので、非常に寿命が長いというメリットも魅力でしょう。
6.おわりに
以上、マイニング投資について解説していきました。
今回紹介したマイニングプールは登録は簡単ですので、まずはアカウントを作成してみてご自身で確かめてみるといいでしょう。