年末になってバブルと揶揄されるほど、価格の高騰で盛り上がりを見せる仮想通貨。

今年以降、仮想通貨取引所でトレードを行う人が急増しました。

そこで気になるのが、仮想通貨で得た利益を確定申告する方法。

今回は仮想通貨取引で得た利益を確定申告する方法について解説します。

仮想通貨の取り扱いや計算方法についてはコチラ

1.確定申告が必要な人

では確定申告する必要があるのはどんな人なのでしょうか。

仮想通貨による利益の確定申告を行わなければならない人の条件は次の通り。


・給与による年間収入金額が2,000万円以上ある
・給与所得・退職所得以外の収入が年間20万円以上ある
・2か所以上の勤務先に勤めていて、主たる給与以外の収入が年間20万円以上ある
・源泉徴収義務のない人からの給与がある

仮想通貨を売却した収入が20万円以上ある場合、「給与所得・退職所得以外の収入が年間20万円以上ある」に該当し、確定申告しなけれなりません。

仮想通貨は売却、商品の購入、他の仮想通貨との交換のタイミングで利益が発生した場合が対象。

つまり、購入した仮想通貨を保有し続けている場合は申告する必要がありません。

2.学生や未成年者でも確定申告は必要

学生や未成年者であっても、50万円以上の利益が出てしまうと税金が発生。

もし特別控除内の50万円以内の利益であれば、確定申告する必要はありません。

仮想通貨取引所では脱税を防ぐために本人確認することが義務。

そのため一度取引所の口座に入金してしまうと、個人情報と収入が紐づけられています。

また仮想通貨にはブロックチェーンが採用されているため、過去の取引記録はそのまま保存。

このため、5年間以上前の取引記録をさかのぼって請求されるケースも。

場合によっては、悪質な脱税と判断され、起訴されるおそれもあります。

3.確定申告の時期(平成29年度)

平成29年の確定申告の申請は、平成30年2月16日〜3月15日まで。

仮想通貨による利益が確定していれば、この時期に平成29年の1年分にあたる利益を提示した確定申告書を提出しなければなりません。

納付書に必要事項を記載後、管轄の税務署や金融機関で税金を収めます。

事前に申請しておけば、コンビニ専用納付書を受け取ってコンビニで納付したり金融機関の預貯金口座から振替でも税金の納付が可能

また国税庁のウェブサイトe-Taxからでも納税することができます。

確定申告の時期は、税金に関する問い合わせが殺到するので、なるべく早く申請しておきましょう。

4.確定申告に必要な書類

確定申告で必要になる書類は次の通り。

給与取得者と自営業・フリーランスに分けて紹介します。

給与取得者の場合

・確定申告書AまたはB
・源泉徴収票
・仮想通貨の取引明細書
・控除証明書(受ける場合)
・マイナンバー確認書類

自営業・フリーランスの場合

仮想通貨の取引明細書

自営業の方は別に事業所得があるので、仮想通貨の利益は雑所得として申告するのみになります。

仮想通貨取引所にも年間取引報告書を発行してくれるサービスがありません。

ですので取引明細書については、給与取得者、自営業・フリーランスとも取引履歴を保存していれば十分です。

5.取引明細書(取引履歴)を準備する

bitFlyer

bitFlyerの場合、メニュー画面にある「お取引レポート」を選択。

「すべてのお取引をダウンロードする」をクリックするとExcel形式で取引履歴をダウンロードできます。

Coincheck

メニューが画面にある「設定」を選択。

すると上記のような画面が表示されるので、「取引履歴」をクリック。

月ごとに「作成する」をクリックすれば、月ごとの取引履歴をCSV形式のファイルとしてダウンロードすることができます。

zaif

Zaifの場合、メニュー画面から「取引履歴」を選択。

画面の下の方に、「絞り込み検索」とあるので、クリックするとその年の取引履歴が一覧で取得できます。

6.確定申告の書類の書き方

確定申告書は確定申告書Aと確定申告書Bの2通りがあります。

確定申告書Aは、所得の種類が給与所得や公的年金等・その他の雑所得、 配当所得、一時所得のみで、かつ予定納税のない方が対象。

確定申告書Bは、主に個人事業主の方が対象です。

国税庁HPの確定申告書等作成コーナーからウェブ上で申告書を作成すると、順を追って指示通りに入力すると出来上がるのでとても便利。

作成手順

ここではe-Taxを活用した作成方法について解説していきましょう。

まず、国税庁の確定申告書等作成コーナーにアクセスし、「申告書 作成開始」をクリック。

税務署へ申告書を提出する方法を選択する画面に移動しますが、利用しやすい「書面提出」がおすすめ。

雑所得の申告は「所得税コーナー」へ。

次に、「左記以外の所得のある方」を選択。

申請書の提出方法を聞かれるので、「確定申告書等を印刷して税務署に提出する」を選択。

医療費控除などを申請する方は ①を、雑所得のみを申告する方は②を選択してください。

雑の「その他」をクリックし、雑所得を入力しましょう。

仮想通貨取引で得た利益はこちらに記入します。

入力が完了すると、このように表示されます。

次に住所、氏名、マイナンバー等を入力すれば、印刷画面に移動します。

印刷については、コンビニでもできるので前持って準備しておきましょう。

7.おわりに

以上、確定申告のやり方について解説しました。

利益の計算など多少面倒なところはありますが、余裕を持って準備しておきましょう。

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