
匿名性の高さと承認の速さが売りの仮想通貨、それがDash(ダッシュ)。
イーサリアムやリップルなどのアルトコインも上昇していますが、Dashも近年著しい伸びを見せています。
2017年11月22日現在、仮想通貨ランキングでは時価総額第5位!
今回はそんな仮想通貨Dashの特徴はもちろん、購入できる取引所や今後の将来性についても解説します。
1.Dash(ダッシュ)とは?
Dashは2014年にスタートした仮想通貨。
当初は、Darkcoin(ダークコイン)という名称でした。
今のDashという名称になったのは2015年頃から。
他にも匿名性に特化したコインとしては、Monero(モネロ)やZcashなどが存在。
その中でもDashはもっとも高い時価総額を維持。
2017年4月には6,000円台だったのが、6月には22,000円にまで上昇。
11月の時点では5万円台と、高い水準を示しています。
2.Dashの特徴
ダッシュの特徴は大きく分けると次の2つ。
・匿名性が高い
・取引スピード(承認スピード)が早い
これからそれらの特徴を詳しく説明していきましょう。
匿名性が高い
DASHの大きな特徴の一つとして匿名性の高さがあります。
ビットコインでは、使う人のアドレスや送金・受取の記録が公開されている状態がたびたび問題視されてきました。
この問題に答えたのがDASHをはじめとした匿名性の高いコイン。
DASHではDarksend(ダークセンド)という方式を採用しており、これが匿名性を高めています。
これはコインミキシングという手法を使って、DASHを送受信する際に「管理ノード」で受信したコインをシャッフルして受信者に送るというもの。
そうすることで、送信者と受信者の情報はもちろん、どのコインが誰にも送られたのかも全く分からなくなります。
匿名性が高いため、ビットコインなどで危惧されているマネーロンダリングが起こりにくいというメリットも。
取引スピード(承認スピード)が早い
DASHの大きな特徴としてもう一つ挙げられることが、取引スピードの速さ。
ビットコインの場合、送金には最短でも10分という時間を要してしまいます。
これがDASHなら、たったの4秒で完了!
取引スピードの向上は2015年に導入された「InstantX」という機能のおかげ。
この機能は、分散されたコンピュータの中から承認用のマスターノードを選び、そのノードに承認作業を任せることで高速で承認作業できるというもの。
この圧倒的な承認スピードが名前の由来にもなっています。
3.Dashのチャート(価格推移)

https://coinmarketcap.com/currencies/dash/
Dashの価格推移を見てみましょう。
オレンジの線がDADH/BTC、緑の線がDASH/ドル。
2017年の2月を境に、価格は上昇傾向。
2016年頃までは1DASH=1000円までだったのが、2017年11月22日の時点では1DASH=約5万7000円!
詳しい上昇理由は、現在のところはっきりしていません。
まだまだ流通量の少ない通貨なので、大きな資金が流入したら急に価格が上昇する傾向にあるようです。
4.購入するには?
取引所で購入する
仮想通貨を購入するためには、まず取引所に登録しなければなりません。
現在国内の取引所でDashが購入できるのはコインチェックだけ!
国内取引所で最多の仮想通貨を扱っており、登録もらくらく。
スマホアプリも非常に使いやすいためパソコンに向かう必要もありません。
また日本語対応なので安心できます。
入金する
Dashを購入するにあたって購入資金がないことには何もできませんので、購入資金(日本円)を入金しましょう。
仮想通貨への投資はあくまでも余剰金で行うこと。
投資は計画的かつ慎重に行うようにしましょう。
購入する
コインチェック内に資金が反映されたら、いよいよDashを購入していきましょう。
コインチェックではスマホでも購入が可能で簡単・便利。
ホーム画面左上の「ウォレット」をクリックすると下のような画面が出てきます。
通貨の種類を選択する画面が出てきますので、「DASH」を選択。
DASHの欲しい枚数(小数点以下も可能)を入力して、それに対する購入金額が表示されますので、そちらで問題なければ「購入する」をクリック。
以上で購入は完了です。
5.今後の将来性
Dashのような匿名性が高い通貨は非常に注目されています。
ビットコインでは匿名性が低いことで生じる問題などが指摘されていますし、匿名性は今後重要なポイントになっていくでしょう。
したがって、今後も普及していく可能性は大いにあると言えるでしょう。
6.おわりに
以上、仮想通貨Dashについて解説しました。
2016年頃から人気が出だしていた匿名性が高いタイプのコイン。
需要が多い機能なので、今後も注目していく必要があるでしょう。
Monero(モネロ)、ZCASHなど同じような機能のコインがあるので、どれが普及するかを考えて分散投資するといいかもしれません。