nem

今年以降、価格が高騰したことで話題になっている仮想通貨ネム(NEM)。

インターネット上で多くの人から「ネムが熱い」という話題があがっており、注目度が高まっています。

今回はそんなネムの特徴や購入方法、今後の将来性を解説。

投資の参考となる情報をまとめました。

1.NEM/XEMのチャート(価格)

まずは現在NEMにどれほどの価値があるのかを知っておきましょう。

NEMの現在価格とチャートについてまとめてみました。

https://zaif.jp/trade_xem_jpy

2017年11月30日現在、NEMの価格は1XEM=27円前後

時価総額は約2360億円

NEMはもともと1XEM=0.5円ほどと非常に安い仮想通貨でした。

その価格がじわじわと値上がりを始めたのは2017年に入ってから。

4月下旬~5月中旬にかけて価格が高騰

上半期の4月後半から5月中旬にかけて一気に価格が高騰。

一時期は1XEM=40円に迫るほどでした。

現在は一時期より落ち着きましたが、今後も上昇する可能性はあります。

なぜ高騰したのか

NEMが高騰した理由は、仮想通貨取引所『Zaif』を運営する「テックビューロ」が開発したプライベートブロックチェーン「mijin(ミジン)」にNEMの技術が使われたこと。

さらに新型コアエンジン「カタパルト」のリリースを控えていたことが大きかったでしょう。

またニューヨークのブロックチェーン展示会にmijinとNEMの共同ブース出展によって世界からも注目を集めたことなどが追い風となったことが考えられます。

仮想通貨の価格高騰には、技術的な要因が大きく関係。

インターネットのニュースなどでNEMの動向を逐一確認しておきましょう。

2.そもそもネム(NEM)ってなに?

ネムは2015年にスタートし、2017年に大暴騰を見せた仮想通貨。

NEMはNew Economy Movement(新しい経済の動き)の略語で、国に縛られない新しい経済活動を目指すことを目標としたプロジェクトの名称です。

ビットコインなどの仮想通貨には、メリットだけでなく実際に利用した際の課題も出てきました。

この課題を解決し、自由な経済圏を創出するという目標のもと、生まれたプロジェクトがネム。

プロジェクトのメンバーに日本人がいたことで、NEMは日本でも注目を集め有名になりました。

ちなみにNEMの仮装通貨の単位はXEM(ゼム)と表記されます。

3.ネムの特徴

数ある仮想通貨の中でも、このネムにはいくつかの特徴があります。

発行枚数について

ネムの発行枚数は8,999,999,999XEMであり、これはすでにそれぞれの投資家たちに均等に分けられました。

よってネムにはビットコインでいうマイニング(採掘)というものがなく、新規発行はありません。

ネットワーク貢献者への報酬は後述するハーベスティング(収穫)という形で分配されています。

ハーベスティング(収穫)

ネムにおけるマイニング(採掘)は、ハーベスティング(収穫)と呼ばれており、より多くの人の参加ができます。

なぜハーベスティング(収穫)かというと、マイニングと違って特に承認作業などをしなくても報酬が得られる

ハーベスティングについては、ネムを10,000XEM以上を持っているアカウントであれば誰でも行うことが可能。

簡単に言うと、NEMの利用者が取引をする際に手数料を払い、ハーベスティングによって承認されるとハーベスティングを行った人に報酬(XEM)が受け取れる仕組み。

初期投資として10,000XEMくらい購入していれば、誰でも追加投資なしでネムがもらえるようになるのです。

ハーベスティングを始めるには

ハーベスティングに参加するにはNANOWalletと呼ばれる、ネム専用ウォレットをインストールしなければなりません。

ダウンロードしたら、10,000XEM以上をウォレットに入れておくことでハーベスティングを開始することができます。

PoI(Proof-of-importance)

ネムは莫大な資金を使って採掘システムを構築するような、一部の採掘者やグループに報酬が偏らないように設計された最初の暗号通貨。

ネムのアカウントにはインポータンス(重要度)というPoIスコアが付けられるようになっています。

保有しているXEMの残高も重要なのはもちろん、PoIスコアが高いほどハーベストに成功して報酬が得られる確率が高くなる仕組み。

インポータンスを上げるには、ネムを使った取引をするなどの活動に積極的に参加することが必要。

頑張った人には頑張った分だけ機会が増えるようになっています。

PoIスコアを上昇させる活動

PoIを上昇させる活動は次の通り。

・1回に1000XEM以上の送金
・既得バランスが10000XEM以上のユーザーからの入金
・30日以内(43200ブロック以内)の取引である

ちなみに、送金を同じアドレス宛に何度も繰り返しすなどの不正をしても意味がないようにも設計されています。

2種類のハーベスティング

ハーベスティングには2種類の方法があります。

一つは、PCの電源をつけたまま行うローカルハーベスティング

もう一つは、PCの電源を落とした状態でも可能なデリケード(委任)ハーベスティング

委任ハーベスティングはご自身のPCではなく、スーパーノードと呼ばれる上位ノード(ブロックを承認するパソコン)に作業を任せることができます。

スーパーノード

スーパーノードとは通常ノードの上位版で、ネムネットワークの中核を担うノードのこと。

委任ハーベスティングを受ける存在でもあるので、運用者はセキュリティ面を含め、監視・管理を徹底しなければなりません。

ネムのスーパーノードになるには、厳しい条件を達成しなければなりません。

3,000,000XEM以上を保有していることや1日に4回行われる性能検査にクリアすることなど。

NEMのスーパーノードは、応答性能・ブロックチェーン最新状態の維持・秒間2000回のハッシュ可能・常時接続など、完成度の高いシステムを求められています。

その代わり、スーパーノード運営者には高額な報酬が用意。

ネムのシステムにとってスーパーノードは重要な存在であり、維持するためにも高度な性能を求めています。

4.ネムのメリット

価値が保たれている

ネムは発行時に、 XEMを1500名に配られました。

これ以上XEMが新たに発行されることはないため、今後の価値が下がりにくいでしょう。

ハーベスト(収穫)は新たにXEMを発行するのではなく、承認してほしい人が承認者に手数料としてXEMを払うという形。

このため、市場のXEM総量は8,999,999,999 XEMで固定されています。

セキュリティ面で優れている

マイニングだと、合法的なコンピューターだけでなく違法に接続されたコンピューターが使われている可能性も。

ウィルス感染などを引き起こすことで、他人のコンピューターをマイニング作業に参加させることができるために起きています。

ネムではこういった違法と疑われるアクセスが起こらないよう、EigenTrust++というアルゴリズムを採用してセキュリティを強化。

EigenTrust++は、ノード(ブロックを承認するパソコン)を評価するシステムで、ノードのこれまでの動作の質を監視。

そのため、犯罪者が容易にハーベスト(収穫)を利用できないようになっています。

ネムのカタパルトが予定されている

カタパルトとは、ネムの機能をアップデートするプロジェクト。

これがネムに応用されると、処理スピードが大幅に向上。

1秒あたり4000件ほどのトランザクションが可能となるとされています。

データ容量が大きすぎて決済スピードが遅くなってしまう問題も、カタパルトが実装されればクリアできるでしょう。

2017年までにリリースする予定とのことです。

5.購入できる取引所

個人の方がネムを入手するにはまずは仮想通貨の取引所で購入することが一般的でしょう。

こちらでは、ネムを購入することができるおすすめの取引所をご紹介。

ザイフ

セキュリティの高さと手数料の安さが魅力の取引所。

売買をするほど手数料として、逆にコインが貰えるというありがたいサービスも。

また、初心者でも安心なコイン積立から、テクニカル分析用のチャート機能レバレッジを用いた信用取引ができる本格的な取引所でもあります。

コインチェック

ザイフと比べて、使いやすさと豊富な取り扱い通貨が魅力の取引所。

他の仮想通貨へ分散させたり、売買をしたいようであればコインチェックがいいでしょう。

数ある仮想通貨の取引所の中でも画面が見やすく、とても使いやすいので、はじめて仮想通貨を買うという人には特におすすめ。

Poloniex(ポロニエックス)

海外にある大手の仮想通貨取引所。

アルトコインの取り扱いは、国内取引所で最多のCoincheckより遥かに多い60種類以上!

手数料についても、日本の取引所よりも割安になっています。

しかし、日本語には未対応で人によっては使いづらいかもしれません。

国内の取引所である程度慣れてきてから、海外の取引所を利用するといいでしょう。

Poloniex(ポロニエックス)の公式サイトはコチラ

6.今後の将来性

ネムの情報をまとめてみましたが、今後ネムの価格が高騰する可能性は高いと言えます。

カタパルトの実装がスムーズに実現するかどうかは分かりませんが、仮想通貨市場に大きな影響を与えることは間違いありません。

また、ICO取引が日本でできるようになれば、今よりもさらに取引量が増えることが予想されるでしょう。

コミュニティーの動向がカギ

仮想通貨が投資対象となるか判断する重要な要素の一つに、コミュニティーの動向があります。

保有者間のコミュニティーで「NEMを盛り上げよう」という動きが強くなれば将来性が期待できるでしょう。

最近ですと、2017年12月16日(土)に 東京の入谷ホール(東京都台東区)で、「NEMket」と呼ばれるNEMで決済するフリーマーケットが開催されました。

こうした活動が広がれば、今後の高騰要因となりうるでしょう。

7.おわりに

以上、仮想通貨ネムについて解説しました。

まだまだ不明確な部分も多いですが、今後の機能向上などを考えると、今からネムに投資をする価値はあると思います。

気になる方は取引所で購入してみましょう。

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