国内大手仮想通貨取引所の一角、コインチェック。

こちらでは、取引所のサービスに加えて店舗やECサイト向けのビットコイン決済サービスであるcoincheck paymentを展開。

ネットショップを運営されている方も、このサービスを使えば簡単にビットコイン決済を導入することができます。

今回はcoincheck paymentの解説はもちろん、ビットコイン決済を導入するメリットもご紹介。

1.コインチェックの概要

コインチェックは国内大手の仮想通貨取引所。

ビットコインのみならず、イーサリアム、リップル、ネムなど全12種類の仮想通貨を取引することが可能。

国内取引所では最多の取り扱い数であり、アルトコイン取引には欠かせない取引所です。

コインチェックの最大の特徴は、画面が非常にシンプルなこと。

アカウント開設から取引画面まで見やすく、機能や情報が必要最低限に抑えられているので使いやすい。

シンプルではあるものの、セキュリティに関する説明などはしっかりとわかりやすく解説してあります。

2.coincheck paymentとは

coincheck paymentとは、客が支払ったビットコインをコインチェックが円に換算して振り込む決済サービス。

ビックカメラはbitFlyerと連携していますが、coincheck paymentは4,000店舗以上の導入実績があります。

大手だとDMM.comなどが導入済み。

リクルートライフスタイルが展開するAirレジでもcoincheckのシステムが使われ、今後Airレジを導入する約26万店舗でビットコイン決済ができる予定。

基本料金は無料

coincheck paymentは実店舗でもECサイトでも導入可能。

コインチェックのホームページから登録をするだけで使えるようになります。

初期費用や月額費用は無料で気軽に導入できるのが魅力。

支払うのは決済手数料のみで、1%となっています。

気になる価格変動ですが、決済完了時のレートを基準にしているため、価格変動リスクはありません。

売り上げは日本円

買う側はビットコインで支払いますが、売上は全て日本円で支払われるようになっています。

販売側はビットコインを保有することなく、ビットコイン決済を使うことが可能。

3.導入するメリット

coincheck paymentを導入するメリットは豊富。

主なメリット次の通り。

手数料が安い

ビジネスにおいてcoincheck paymentを利用する最大のメリットは、取引する際の手数料の安さ

通常、クレジットカードを利用した場合での決済2~3%、業種によっては5%以上もの手数料が課されます。

しかし、coincheck paymentなら決済の承認時にかかる手数料として1%の手数料を支払うだけで決済を完了することが可能。

ビットコインを決済サービスに利用することで、企業は高度な暗号化セキュリティを利用することが出来ますので、ビジネスにかかるコストを安く抑えることができるのです。

国際取引がカンタン

国際取引においてcoincheck paymentを導入するメリットは、その迅速さ

インターネットが広く普及したことことによって、今日は国境を超えた商品やサービスの取引が急増。

異なる通貨を利用した取引だと、銀行が仲介に入ることになるため、決済が完了するまでにはおよそ3営業日の期間と海外へ送金するために5~10%程度の手数料を支払わなければなりません。

これがcoincheck paymentなら、ビジネス取引だと決済が10分ほど時間を要するところを、決済に要する手数料だけで取引が即完了。

仮想通貨を利用したビジネスだとネット上で取引が完了いたしますので、海外との取引であっても国内と同じような処理で完了することが可能。

このように、仮想通貨なら既存の通貨のように物理的な位置に制約されることなく、ビジネスを加速させることができます。

犯罪防止に役立つ

オンラインショッピングにおいて、皆さんはよく利用されているのはクレジットカードやPayPalではないかと思います。

最近、これらの決済手段を利用したチャージバック詐欺という手口の詐欺が増えているといわれています。

チャージバック詐欺とはオンライン決算を行った商品の到着後に、決済を行う会社にクレームをつけることで決済を中止させ、商品を騙し取るという手口。

クレジットカード会社やPayPalでの取引だと、実際取引が行われている現場に立ち会わない第三者が入ることで、消費者側に有利に判断がなされてしまう可能性があるのが実情。

そうなると、事業者側としてはチャージバック詐欺などのリスクを負担しなければなりません。

ここで、coincheck paymentの出番。

ビットコインでの決済なら取り消し不可能で、不正によるコストを負担する必要がありません。

これにより、消費者が直接取引でき、事業者は詐欺によるコストを負担する必要がなくなり、顧客に対して安く商品を提供することができるようになります。

また、取引や残高が公表され透明性が高いため、粉飾決算などの不正会計を防止にもつながるでしょう。

4.ビットコイン決済を導入する手順

専用アカウントを作成

決済機能の使うためcoincheckの「coincheck payment」サービスに登録(無料)しなければなりません。

コインチェックにログインし、上部メニューの「ウォレット」を選択し左メニューの「設定」をクリック。

次に上部メニューの「アカウント変更」を選択。

加盟店規約にチェックを入れ、「EC用アカウントを作成する」ボタンをクリック。

そうすると、画面上部の帯が緑色に変わり、payment画面が表示。

以上ででECサービスとなる「coincheck payment」を利用できるようになりました。

商品を登録

coincheck paymentのメニューにある、「商品を販売」を選択。

すると、ショップ情報を入力する必要があるとのメッセージが表示され、情報を入力します。

左メニューの「商品を販売」を選択すると、今度は商品の入力画面が表示。

商品名と金額を入力すれば、販売用のコードが作成されます。

オプション項目にチェックを入れることで、購入者の入力項目を追加することができます。

また、商品名や金額など変更する場合は新しく商品を登録しなければなりません。

5.おわりに

以上、coincheck paymentについて解説しました。

アイデア次第で様々な商品を取り扱うことが可能。

すでにアカウントを持っている方は、coincheck paymentのサービスを利用して、販売してみてはいかがでしょうか。

まだ持ってない方も、アカウントは3分ほどで作成できますので、まずはアカウントを作成していろいろな機能に触れてみましょう。

  • ビットコイン決済システムを導入する方法
  • ビットコイン決済 [coincheck payment]を活用しよう
  • bitFlyer Lightningとは? 見方と使い方
  • ウォレットで仮想通貨(ビットコイン)を管理しよう おすすめも紹介
  • 不審な勧誘が急増 ビットコイン投資で気を付けること
  • 騙されないで! 仮想通貨のネットワークビジネスに要注意
  • 可能性は無限大! 仮想通貨のビジネスモデル・チャンスを解説
  • マイニング投資ってなに? そのしくみとやり方を徹底解説!
おすすめの記事