今回はエストニア発のICO『ALBOS』を紹介します。

このICOの目的は仮想通貨による決済を普及させること。
プロジェクト関係者が有名であることから投資家の間で話題となっているICO案件です!
この記事ではALBOSについての詳細、良い点・悪い点、トークンセールの参加方法について解説していきます。

『ALBOS(アルボス)』とは?


ALBOSはエストニア発のICO案件です。

突然ですが、ここで質問です。
『仮想通貨の用途』といえば、あなたはどんなものが思い浮かべるでしょうか?

価格差を利用した取引しか思いつかない人がほとんどなのではないでしょうか。
近年ではPCゲームの配信サービス『Steam』や、秋葉原に店舗を構えるPCショップ『Ark』など、仮想通貨での決済が可能なお店やサービスはいくつかありますが、まだほとんど浸透していないのが現状です。

ALBOSの目標はそんな現状を覆し、仮想通貨による決済を世界に普及すること。
仮想通貨を利用しての決済を"誰でも"、"どこでも"、"何を買うときも"利用できるようにすることです。

  • 飲食店でランチやディナーをする時
  • 洋服や家電などの買い物をするとき
  • 知人にお金を送りたい時

など、「今まで法定通貨(日本円や米ドルなど政府が発行する通貨)で行われてきたことを仮想通貨でも可能にしてしまおう!」というのがこのプロジェクトの詳細になっています。

ALBOSが挙げる3つの問題点

前述したとおり決済手段としての仮想通貨は、未だ浸透していません。
何故なのでしょうか?

ALBOSは、仮想通貨での決済が普及しない問題点として、以下の3つを挙げています。

  • 即時決済性がないことから売り手側が受け入れてくれないため
  • 送金手数料の高さにより買い手側が利用しづらいため
  • 市場価格が変動するため

ひとつずつ、詳しく見ていきましょう。

即時決済性がないことから売り手側が受け入れてくれないため

仮想通貨の送金には時間がかかることから、最有名のビットコインですらこの問題によって普及に二の足を踏んでいるのが現状です。

例えば買い物をした際に、『支払ったけど着金の確認に2時間かかる』『それまでは正しい金額が支払われたどうかわからない』なんてことになってしまったらお店のレジは大渋滞になってしましますよね?
加えて極端な話をすれば、自動販売機でお金を払ってからジュースが出てくるまでに2時間かかるとしたら、そんな自動販売機は誰も使わないでしょう。
例として2時間といいましたがブロックチェーンの仕組み上、確認に1日2日かかることも全然ありえます。
通販サイトの場合、支払いの確認に時間がかかったがために商品の発送遅延に繋がれば、それだけでユーザーのストレスとなってしまうでしょう。
そんな決済方法、誰も使いたいとは思わないですよね?

現在世界中に発行されているクレジットカードのように『即時に決済が完了し、その確認がとれること』が日常的に使える決済方法の条件といえます。

送金手数料の高さにより買い手側が利用しづらいため

Amazonの送料が上がると日本中で大反発が起きるように、実際の商品以外の余計な手数料というのは買い物にとって邪魔なもの。
仮想通貨は通貨の値動きに応じて送金手数料も変動してしまうため、ビットコインの手数料高騰が話題になったこともあります。
『1000円の商品を購入するために1000円の手数料を払う』なんてことは誰もしたくないはずですよね?

実は、現在日本中に浸透しているクレジットカードの決済にも手数料が発生しているのをご存知でしたか?

  • 飲食店では5%程度
  • 小売店では4%程度
  • デパートでは2%程度
  • コンビニなどでは1%程度 となっています。

実は知らない?店側が支払うクレジットカードの手数料

これらの手数料はお店が負担してくれているのです。
なぜなら、クレジットカードを導入するだけで来客層が広がるという、この手数料を払う価値のあるメリットが存在するからです。
日本人客だとあまりイメージが沸かないかもしれませんが、外国人観光客は日本円を持たずクレジットカードで決済したいという人も多いです。

手数料が多いということは利用者にも、お店にもデメリットとなってしまうのです。
この手数料の額は、世間への浸透に大きな影響があることがわかっていただけたかと思います。

市場価格が変動するため

今あなたのお財布の中に入っているお金の価値が、明日突然変わってしまうなんてことはよほどのことがない限りありえないですよね。

ビットコインを始めとする仮想通貨は、日々その価値が変動しています。
これは日本円やドルなどの法定通貨との大きな違いです。

その為投機資金(売買を目的とする資金)が流入しやすく、さらなる相場の乱高下を引き起こします。
これが決済目的に仮想通貨を入手しようとする人々を結果的に減らしてしまっているのです。

問題点を解消するためのシステムを開発

ALBOSはDappsを基とした誰でも使用できるブロックチェーン・秘匿性の高いシステムを組み合わせた決済サービスをリリースする予定です。
このサービスでは上に挙げた3つの問題点を解決し、仮想通貨による決済を普及させていくことを目的としています。
決済目的での仮想通貨の利用が増えれば、需要の増加に伴い価格が安定していくというのも狙いです。

『ALBOS(アルボス)』決済システムの5つのポイント

ALBOSは決済システムの5つのポイントを公表しています。

  • DYNAMIC PRIVATE BLOCKCHAIN
  • MEDIATOR COIN
  • SAFE BOX
  • UNIVERSAL CARD
  • AI PAY

DYNAMIC PRIVATE BLOCKCHAIN

Dynamic Private Block Chain will settle the settlement time in only 1 second.
引用元:ALBOS | Artificial Intelligence Cryptocurrency

DYNAMIC PRIVATE BLOCKCHAIN(ダイナミックプライベートチェーン)は取引を保証し、決済を高速化する仕組みです。
取引に関わる承認を目に見えない多数の証人が内容を保証することによって、決済時間を1秒で完了することが出来ます。

ブロックチェーンの仕組み上、取引の内容検証に莫大な時間がかかります。
取引の内容を複数の証人が監視することによって検証時間を短縮し、決済スピードを1秒まで縮めることが出来ます。

MEDIATOR COIN

It is a cryptocurrency that solves settlement issues such as settlement fee and early deposit.
引用元:ALBOS | Artificial Intelligence Cryptocurrency

MEDIATOR COIN(メディエーターコイン)はALBトークンを仲介として、決済の手数料を削減する仕組みです。

現在クレジットカードや電子マネーなどの現金以外の支払い方法は2%から5%の取引手数料が設定されています。
ALBOSはMEDIATOR COINによって、上記の決済方法よりも安い手数料で決済することを可能にしました。

SAFE BOX

We guarantee 100% cryptocurrency in our “ALBOS SAFE BOX”.
引用元:ALBOS | Artificial Intelligence Cryptocurrency

SAFE BOX(セーフボックス)はALBOSウォレットに実装される、仮想通貨に対して100%の安全性を保証する仕組みです。
ALBトークンだけでなくBTCやETHにも対応し、もしハッキングや不正使用の被害にあったとしても保険がその被害をカバーしてくれます。

UNIVERSAL CARD

You can manage your cryptocurrencies and credit cards with one universal card.
引用元:ALBOS | Artificial Intelligence Cryptocurrency

UNIVERSAL CARD(ユニバーサルカード)は決済に関わる様々な機能をひとつにまとめたカードです。
ALB、BTC、ETHを始めとした仮想通貨、複数のクレジットカード・デビットカードなどがひとつにまとまっています。

クレジットカードと同じサイズでありながら極薄でCPUを搭載。
Bluetoothでスマホとの通信も可能なのが特徴です。

AI PAY

“AI Pay” recommends best deals credit card, and highest rate of cryptocurrency and exchanges at settlement
引用元:ALBOS | Artificial Intelligence Cryptocurrency

AI PAY(AIペイ)は決済を最大限お得にする仕組みです。
クレジットカードごとに違うポイントの還元率や、割引、仮想通貨ごとに違う市場価格などをAIが比較し、決済の際に一番オトクな決済方法を毎回選んでくれます。
AI PAYはUNIVERSAL CARDに搭載されます。

『ALBOS(アルボス)』ICOの良い点

ここまでALBOSの概要を紹介していきましたが、ICO案件として投資するに値するかを考えていきましょう。
ここではALBOS ICOの良い点を紹介します。

世界のクレジットカードの年間決済料は約1600兆円

世界中での年間クレジットカード決済料は現在15兆米ドル。日本円にすると約1600兆円に達しています。
ALBOSが仮に1%のシェアを獲得したとしても160兆円。そこから0.5%の手数料と考えても800億円がALBOSの売上となります。
この市場規模は魅力的ですね。

コンセプトがわかりやすい

決済は世界中の人々にとって身近なもの。
自分の身の回りに存在するサービスは専門的なサービスよりも浸透しやすく、需要も高いです。

プロジェクト関係者の経歴が良い

ALBOSのプロジェクト関係者はMakarov Dmitry氏とAnton Dzyatkovskiy氏の2名。
ICOのプロフェッショナルとして広く名を知られています。

またカウンセラーとして2名の日本人が就任しています。
小笠原六川国際総合法律事務所の六川浩明氏とFCC、郵政省、NTT、NTTデータ、ソフトバンクの顧問/相談役を務めた白水重明氏です。

代表パートナー弁護士・大学講師 六川 浩明
長野県生まれ 長野県立長野高校中退、米国ミズーリ州の高校卒 (AFS奨学生)、一橋大学法学部卒、民間企業を経て弁護士 (第一東京弁護士会)。堀総合法律事務所、米ノースウエスタン大学大学院修了、Barack Ferrazzano法律事務所 (シカゴ)、米スタンフォード大学客員研究員、東京青山・青木・狛Baker & McKenzie法律事務所を経て、平成20年より現職。
弁護士等紹介 - 六川 浩明|小笠原六川国際総合法律事務所

▼開発者 : 白水 重明 (株式会社 UNI 代表取締役社長)
[ 略歴 ] MIT(Massachusetts Institute of Technology)卒業(1980 年)同大学大学院。核科学研究
所(LNS)・Kendall-Friedman Group、CTB Inc、Symbies Inc、Harmonix Corp、Digital Medicine 社な
ど創立。インターネット誕生時より基幹に従事。通信、医療分野の特許多数。FCC や郵政省、NTT、
NTT データ、ソフトバンクの顧問・相談役を歴任。
インターボルト合同会社【会社概要】

プロジェクトに関わる人間の経歴は全て一般的にに公開されています。
日本国内のみならず、世界的に有名な人物が関わっていることから、ICO詐欺である可能性は限りなく低いと見てよいでしょう。

大手金融企業と提携済み

ALBOSはVISA、Master、AMEXを始めとしたクレジットカードやCitibankなどの銀行と既に提携が決まっています。
また仮想通貨BTCやETH、XRPの運営との協力も調整中です。
既に提携が決まっているところから見ても、金融業界から大きな信頼感を得ているのは間違いないでしょう。

2018年6〜7月に上場予定

ALBトークンは2018年6〜7月に上場する計画を進めています。
取引所名はまだ公開されていませんが、ICO期間中にも上場する可能性もある状況です。

関係者への配賦を少なくしている

ALBトークンは関係者への配賦を少なくしています。
これにより、トークンが一度に放出されることを防ぎ、価格暴落のリスクを低減しています。

システム設計が完了している

上で説明した5つのポイントの内、DYNAMIC PRIVATE BLOCKCHAIN、UNIVERSAL CARDの基本的な設計は既に終了しています。
プラットフォームの開発がスムーズに進むことが予想され、完成への期待値は高いものとなっています。

ICO終了前からプラットフォームの構築に着手

2018年4月からプラットフォームの構築に着手しています。
システム設計に関する技術的問題はほぼクリアしており、運用資金も枯渇している状況ではないと受け取れるでしょう。

購入特典としてALBOSカードを付与

2018年の5月4日までにトークンを購入した方にはALBOSカードの「MASTER PREPAID CARD」を進呈します。
購入金額に条件があり、2000ドル以上の購入をした人限定の特典となっています。
最小購入金額が約30万円となっているため、大きなレートの変動がない限りは全員に行き渡ることになります。

『ALBOS(アルボス)』ICOの悪い点

対して、現状ALBOS ICOの悪い点を紹介していきます。

トークンの用途がない

現状ALBトークンの使用用途はプラットフォーム上での仲介通貨としての用途のみです。
ALBトークンで決済可能な店舗が増えるまでは、トークンの用途がないのが懸念点のひとつです。

トークン所有による配当がない

ALBトークンは保有による定期収入が期待できない設定となっています。
つまり、利益を出そうとするなら転売益を狙うしかありません。
上場の予定が進んでいるとはいえ、転売できる保有割合にも上限があるため注意が必要です。

期限付きでロックアップあり

ALBトークンは上場直後の転売量に制限を設けています。
上場直後に全て売却して利益を狙う前提での投資は難しいということです。

これは投資家によるトークンの大量の放出からくる値崩れを防ぐものです。

ICO成功基準の設定がされていない

ALBOSはICOが失敗した際に、資金を返却する仕組みを設けていません。
これは、失敗した際には投資資金がゼロになるリスクが有るということです。

しかし現在ALBOSには多数の資金が集まっており、仮に成功の基準を設けたとしてもその下限よりも多くの資金が集まっていることは間違いないでしょう。
実質存在しない懸念点と言えます。

『ALBOS(アルボス)』のICO概要とスケジュール

ALBOSのICOの概要とスケジュールについて解説していきます。

共通事項

購入可能通貨:BTC、ETH
最小購入量:71万ALB
販売上限:215億3250万ALB(総合計)
発行総量:287億1000万ALB

プライベートセール

期間:2018年4月14日~5月4日
販売価格:1ALB = 0.0000085ETH

プレセール

期間:2018年5月5日~24日
販売価格:1ALB = 0.00001ETH

クラウドセール

期間:2018年5月25日~6月15日
販売価格:1ALB = 0.00001ETH

『ALBOS(アルボス)』のロードマップ

ALBOSのロードマップについて解説していきます。

2018年1月

コンセプトの作成。
ALBOS&MARE PERTNERS OUの設立。

2018年3月

ホワイトペーパーのリリース。
プレプライベートセールの実施。

2018年4月

システムフェーズ1の開発。
プライベートセールの実施。

2018年5,6月

システムフェーズ2の開発。
プレセール、クラウドセールの実施。
暗号化交換に関するリスティング。

2018年8月

システムフェーズ3の開発。
UNIVERSAL CARDのサービス開始。

2019年2月

システムフェーズ4の開発。
AI PayとSafe Boxの提供。

2019年6月

プラットフォームの成長。
DYNAMIC PRIVATE BLOCKCHAIN、MEDIATOR COINの提供開始。

『ALBOS(アルボス)』のトークンセール参加方法

最後に『ALBOS(アルボス)』のトークンセールに参加する方法を紹介します。
登録は無料なので、まずは会員登録だけでも進めておきましょう!

公式サイトにアクセス


まずは公式サイトにアクセス。
ログイン用のフォームが表示されます。

Sign Upボタンを押す


次に会員登録を進めます。
フォームの下部にSIGN UPボタンがあるのでここをクリック。

フォームに情報を登録


フォームが表示されるので情報を登録していきます。
上から

  • 名前
  • 苗字
  • メールアドレス
  • パスワード
  • パスワード(確認用)

を入力しましょう。
パスワードは1文字以上大文字を含んでないといけないので注意です。

確認メールが届く

確認用のメールが届くのでCheck URLとかかれたURLをクリックして進めます。
メールが迷惑メールフォルダに入っている可能性があるので注意(実際に迷惑メールフォルダに入っていました)

また48時間以内に処理を続けないとURLが失効してしまいます。
届いたらすぐに処理を続けましょう。

SMS認証を行う


SMS認証のページが開きます。
ドロップダウンリストからJapan(+81)を選択し、フォームに電話番号を入れます。

一点注意が必要なのは電話番号を入れる際は先頭の0は入力しないこと。
例)09012341234 → 9012341234
上記の例のように入力しましょう。

SMSで届いたコードを入力


SMSで届いたコードを入力しましょう。

住所を入力


表示されたフォームに住所を入力します。
上から

  • 番地、地区
  • 市区町村名
  • 県名
  • 国名
  • 郵便番号

を入力します。
併せて下部のフォームに免許証もしくはパスポートのスキャンをアップロードします。

登録が完了


これで登録は完了です。
数日で審査が完了し、トークンの購入が可能になります。
審査が終わる前にログインしてみましょう。

ログインする


フォームに情報を入力してLOGINボタンを押します。

購入は左メニューのTRADEから


トークンの購入は左メニューのTRADEから可能です。
審査が完了していない場合は『You can purchase it once the identity confirmation is approved.』というメッセージが表示されます。
審査が完了するまでしばらくお待ち下さい。

まとめ

ALBOSは将来有望なICO案件といえることが理解していただけたかと思います。
購入を検討している方は、早めに登録だけでも完了しておいたほうがよいでしょう。

期限前に購入上限に達してしまう可能性もあるので、検討されている方はこの機会を逃さないように!

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