
ビットコインは、マイニング(採掘)でも入手できることはご存知の方も多いかと思います。
しかし、アルトコインでもマイニングによって入手することができることは意外と知られていません。
ビットコインと比べて競争が激しくなく、今のうちに参入しておくと、将来的に莫大な利益が得られる可能性も!
今回は注目のアルトコイン、Dash(ダッシュ)のマイニング方法について解説していきます。
【おすすめ記事】ブラウザに入れるだけで誰でも簡単にBTCがマイニングできるChrome拡張機能『CryptoTab』のインストール方法を以下の記事で紹介しています。

目次
1.Dash(ダッシュ)とは?
Dashは2014年にスタートした仮想通貨。
当初は、Darkcoin(ダークコイン)という名称でした。
今のDashという名称になったのは2015年頃から。
他にも匿名性に特化したコインとしては、Monero(モネロ)やZcashなどが存在。
その中でもDashはもっとも高い時価総額を維持。
2017年4月には6,000円台だったのが、6月には22,000円にまで上昇。
11月28日時点では7万円台と、高い水準を示しています。
2.Dashの特徴
Dashの特徴は大きく分けると次の2つ。
・匿名性が高い
・取引スピード(承認スピード)が早い
これからそれらの特徴を詳しく説明していきましょう。
匿名性が高い
DASHの大きな特徴の一つとして匿名性の高さがあります。
ビットコインでは、使う人のアドレスや送金・受取の記録が公開されている状態がたびたび問題視されてきました。
この問題に答えたのがDASHをはじめとした匿名性の高いコイン。
DASHではDarksend(ダークセンド)という方式を採用しており、これが匿名性を高めています。
これはコインミキシングという手法を使って、DASHを送受信する際に「管理ノード」で受信したコインをシャッフルして受信者に送るというもの。
そうすることで、送信者と受信者の情報はもちろん、どのコインが誰にも送られたのかも全く分からなくなります。
匿名性が高いため、ビットコインなどで危惧されているマネーロンダリングが起こりにくいというメリットも。
取引スピード(承認スピード)が早い
DASHの大きな特徴としてもう一つ挙げられることが、取引スピードの速さ。
ビットコインの場合、送金には最短でも10分という時間を要してしまいます。
これがDASHなら、たったの4秒で完了!
取引スピードの向上は2015年に導入された「InstantX」という機能のおかげ。
この機能は、分散されたコンピュータの中から承認用のマスターノードを選び、そのノードに承認作業を任せることで高速で承認作業できるというもの。
この圧倒的な承認スピードが名前の由来にもなっています。
3.Dashのマイニング方法
Dashも他のコイン同様、マイニングすることが可能。
マイニング方法にはソロマイニングと、プールマイニング、そしてクラウドマイニングがあります。
ソロマイニングとは、個人でマイニングすること。
プールマイニングとは、集団で協力してマイニングをすること。
そしてクラウドマイニングとは、マイニングを実施しているサービスに投資すること。
つまりマイニング集団やサービスに預けたお金がマイニング活動に使われ、マイニングで得られた利益を投資した金額に応じて配当されるしくみ。
上記のうち、おすすめしたいのがクラウドマイニング。
ソロマイニングやプールマイニングだと、GPU(グラボ)などの機材を買い揃えたり、24時間PCを稼働させるので電気代がかかったりといった問題が。
クラウドマイニングならこうした問題を気にする必要がありません。
4.クラウドマイニングの特徴
クラウドマイニングの特徴に関して、メリットとデメリットをそれぞれ挙げてみました。
メリット
・マイニングの知識なしでも始められる
・設備投資費用がいらない
・電気代がかからない
デメリット
・会社が倒産するリスクがある
・コインの価値が下がり、投資額よりも回収額が低くなるおそれがある
・もともと存在しない詐欺マイニングの可能性も
クラウドマイニングのメリットは何といっても、マイニング知識がなくても簡単に始められることでしょう。
マイニングをやってみたいけど、何から始めたらいいかわからないという方は、まずはクラウドマイニングをやってみることをおすすめします。
5.おすすめのクラウドマイニングサービス
ジェネシスマイニング(Genesis Mining)
ジェネシスマイニングは、2014年からクラウドマイニングのサービスを提供している老舗。
クラウドマイニングには、Dashの他ビットコイン、イーサリアム、ライトコイン、モネロ、Zcashの合計6コースを用意。
さらにそれぞれのコインにマイニング期間や料金設定がされています。
日本語でのサービス提供もしており、日本語対応の公式ツイッターもあります。
またYouTubeの動画で、実際のマイニング作業を紹介。
公式サイトはコチラ!
HashFlare
エストニアに本社があるHashCoinsという企業によって提供されているクラウドマイニングサービス。
3年以上のマイニング運営実績があり、安定した運用を行っています。
提供されているコースはビットコイン、イーサリアム、ライトコイン、Dash、Zcashの5種類。
HashFlareで用意されているコースは全て1年契約。
長期間を要するクラウドマイニングだと大きな利益は得難いかもしれませんが、反対に1年間なので長期と比べてリスクは少ないでしょう。
公式サイトはコチラ!
6.知っておきたい基本用語
ハッシュ関数
暗号化や誤り・改ざん検出で使われる、一方のデータから他方のデータを要約する数列を生成するための演算方法のこと。
ハッシュレート
コインの発掘速度、つまり機械の計算力の測定単位のこと。
1秒間に1ハッシュの計算がおこなわれる場合、hash/sいう単位で表示。
K(キロ)、M(メガ)、G(ギガ)、T(テラ)などの接頭辞が使われ、KHsのように省略されることが多いです。
7.Dashでクラウドマイニングをやってみよう
クラウドマイニングの登録方法やマイニングサービスへの投資方法を解説していきます。
サイトに登録する
先ほどご紹介したジェネシスマイニング(Genesis Mining)、HashFlareとも簡単に登録することができます。
メールアドレス、パスワードを入力するだけ!
マイニングのコースを選択する
例えばジェネシスマイニングの場合、「マイニングを始める」をクリック。
すると、ハッシュレートの購入ページに移動するのでバーを動かし、好きなレートに設定して購入しましょう。
購入方法はクレジットカード以外に、ビットコインやライトコインでも支払うことができます。
マイニングを実施する
入金が済んだら、あとは自動的にマイニングが開始されます。
クラウドマイニングサービスでのマイニング期間は、通常1〜2年。
長期的に利益が得られるまで待ちましょう。
8.おわりに
以上、仮想通貨Dashのマイニング方法を解説しました。
Dashは常に時価総額上位に入ってくるコイン。
同じような匿名性のあるコインにMonero、Zcashがありますが、開発陣、コミュニティの豊富さで値上がりの期待できます。
マイニングに関心のある方は、早速クラウドマイニングのサイトに登録してみましょう。