
ビットコインやリップルなどの高騰で注目を集める仮想通貨。
そんな中、最近注目を集めているのが未公開の仮想通貨を購入すること。
今回は未公開の仮想通貨を購入できるICOで、特におすすめしたいICOをご紹介します。
また、最新の非公開ICO情報は、銭ラボ公式LINE@でも配信中ですので、参考にして下さい!
「そもそもICOってなに?」という方は、目次の「2.ICOとは?」からご覧下さい。
【現在開催中】2018年おすすめのICO記事一覧







1.2018年おすすめのICO10選
こちらでは2018年2月9日時点で開催中、もしくはこれから開催予定のおすすめICOをご紹介します。
名前 | 詳細 |
---|---|
Experty |
■概要 ブロックチェーンを使用した通話アプリ 世界中の専門家と質問者を繋ぐ 専門家は1分あたりの料金を設定 ■スケジュール 終了 |
Rentberry |
■概要 分散型の長期賃貸プラットフォーム 契約から賃料の支払いまでを自動化 当事者同士で直接法的な契約を結ぶことが可能 ■スケジュール 終了 |
Fountain Connect |
■概要 寄付活動の透明性と確実性を実現する 世界全体の寄付市場の規模は約5,000兆ドル ■スケジュール ステージ3:2018年4月15日から |
REGAIN |
■概要 ビットコイン市場安定化の実現が目的 企業によって占有されているビットコインのマイニング市場を改善 ■スケジュール ステージ2:2018年4月1日から |
NAM |
■概要 AIクリニック事業、人工知能による問診BOTの開発 日本発の医療系ベンチャー、株式会社NAMが2017年11月に発表 ■スケジュール 2018年1月28日から2018年3月28日 |
PATRON |
■概要 インフルエンサーのシェアリングエコノミーを実現させる 一つのデバイスからさまざまな情報を、SNSユーザーに対して一括総Live配信できる インフルエンサーに仕事を発注しやすくする ■スケジュール 2018年3月27日から |
The Imigize Service Blockchain |
■概要 履物と衣類の快適な電子商取引を実現させる 3D画像でご自身が衣類を試着している画像が表示されるシステム オンラインショッピングの試着できない デメリットを解決する ■スケジュール 終了 |
MOOVER |
■概要 通信モバイルデータを貸し借り・売買できる仕組みをつくる 通信データが余っている人と足りない人が取引をすることが可能 ■スケジュール 2017年12月1日から2018年4月20日 |
ICO Pass |
■概要 身分証明書の真偽を判断してくれるシステム 顔認承を行い、罰則リストと出身地と居住地を確認 ■スケジュール 2018年2月28日から3月25日まで |
Hero |
■概要 銀行が利用できない層のための金融プラットフォーム アリババやソフトバンクグループが出資 低金利かつ、無担保で融資が受けられる金融インフラ ■スケジュール 終了 |
Experty
Expertyは、ブロックチェーンを使用した世界中の専門家と質問者を繋ぐように設計された通話アプリを展開するICO。
専門知識を教えてほしい人が何時でも質問ができる環境の構築に努めています。
専門家は1分あたりの料金を設定し、ExpertyのプロフィールをSNSなどに共有し、質問者はそれを見て専門家に依頼します。
ICOは2018年1月25日にUTCの午後12時に開始予定。
Rentberry
https://rentberry.cryptonomos.com/
分散型の長期賃貸プラットフォーム。
契約から賃料の支払いまで、物件賃貸における過程を自動化しています。
ブロックチェーン技術とスマートコントラクトのおかげで、当事者同士で直接法的な契約を結ぶことが可能。
そのため、入居者にとっては高い敷金を支払わなくて済みます。
参考サイト
→【ICO】Rentberry(レントベリー)とは?将来性や購入方法など徹底解説!
Fountain Connect
https://fountain-connect.com/jp/
Fountain Connectは、寄付活動の透明性と確実性を実現するプロジェクトのICO。
「寄付した金額がどのように使われているか誰でも簡単に把握できるようにする」プラットフォームの作成を目指しています。
世界全体の寄付市場の規模は約5,000兆ドルと言われており、プロジェクトの成長性に期待が高まっています。
2018年1月15日よりプレセールが開始され、現在も順調に進行しています。
参考サイト
→Fountain Connect(ファウンテンコネクト)とは?FTCトークンの購入方法を徹底解説!
REGAIN
ビットコイン市場安定化の実現を目的としたICO。
REGAINが市場安定化のために取り組む問題の一つにマイニングがあります。
現在一部の企業によって占有されているビットコインのマイニング市場の改善に務め、市場価格の安定化を図るとしています。
2018年4月1日17時からクラウドセール第2段階がスタート。
参考サイト
→【ICO】REGAIN(REGトークン)とは?将来性やクラウドセールでの購入方法など徹底解説!
NAM
https://tokensale.namcoin.net/Register/buyeraff/997015
日本発の医療系ベンチャー、株式会社NAMが2017年11月に発表したICO。
100億円の調達を目指すことを目標としたことで、ニュースでも取り上げられました。
AIクリニック事業、人工知能による問診BOTの開発などの事業を行うそうです。
すでにプレセールへの参加が可能になりました。
参考サイト
→【上場決定済】100億円のICOを目指すNAM(ナム)コインとは?NAMの購入方法を徹底解説
PATRON
PATRONとは、インフルエンサーのシェアリングエコノミーを実現させるICO。
ここで言うインフルエンサーは、Youtuberやインスタグラマー、ブロガーといった方々を指します。
世界中のインフルエンサーが、インターネットや携帯やタブレット通じて、ソーシャルメディアにあるシェアエコノミー情報を掲載・発見・予約。
一つのデバイスからさまざまな情報を、SNSユーザーに対して一括総Live配信できることを目的としています。
メリットとしては、仕事の発注がしやすくなること。
企業側としてはインフルエンサーに仕事を発注しやすくもなり、インフルエンサー側としても仕事の受注を受けやすくなります。
また、紹介手数料の削減とweb上での契約が行える環境を整えるとしており、積極的に活用されることが期待されます。
日本でも広がりを見せているシェアリングエコノミーですが、その経済効果は非常に大きなものでしょう。
英国大手コンサルファーム PwCによると、2025年には、約3,350億ドルまで市場が成長する見込み。
今後流行する余地は十分にあるのではないでしょうか。
プレセールの期間は2018年3月1日から3月31日まで。
The Imigize Service Blockchain
履物と衣類の快適な電子商取引を実現させるICO。
オンラインショッピングにおいて、3D画像でご自身が衣類を試着している画像が表示されるシステムの開発を目指しています。
靴であれば、専用アプリで足を撮影。
画像データを取り込めば、販売されている靴の試着イメージが表示される仕組みです。
従来のオンラインショッピングのデメリットは試着できないことでした。
ですので、このプロジェクトが実現すれば爆発的なヒットが見込めるのではないでしょうか。
プレセールの期間は、2018年1月15日から3月5日まで。
MOOVER
携帯電話の通信モバイルデータを、キャリアの垣根を越えて貸し借り・売買できる仕組みをつくるためのICO。
毎月月末になると、通信データが足りなくて追加購入をしたという経験がある人もいるかと思います。
MOOVERであれば、通信データが余っている人と足りない人がデータを貸し借りしたり、売買をしたりすることが可能。
もう余計な通信データにお金を支払う必要性が無くなります。
プレセールの期間は、2017年12月1日から2018年4月20日まで。
ICO Pass
あらゆる身分証明書の真偽を判断してくれるシステムの構築を目指すICO。
ICO Passを用いて数分で身分証明書の真偽を確認。
顔マッチングを行い、罰則リストと出身地と居住地を確認することができます。
情報が検証された後、ブロックチェーンで書かれ、識別した機関は、この情報を望むサービスと共有することができます。
今後は仮想通貨取引所や民間の金融機関、政府に製品を提供する予定とのこと。
プレセールの期間は、2018年2月28日から3月25日まで。
ヒーローコイン
東南アジア圏内を中心に、銀行が利用できない層のための金融プラットフォームを実現させるICO。
アリババやソフトバンクグループが出資しているプロジェクトということで話題になっています。
東南アジア圏の70%以上が、銀行口座を持ち合わせていません。
そうした層が低金利かつ、無担保で融資が受けられる金融インフラを目指しています。
ムハマド・ユヌス氏のグラミン銀行のような機関をイメージすると分かりやすいでしょう。
このプラットフォームが実現すれば、東南アジア圏におけるビジネスがより活性化されるのではないでしょうか。
トークンセールの期間は、2018年2月1日から2月28日まで。
2.ICOとは?
株式市場でいうところのIPO。
仮想通貨は基本的に、仮想通貨の取引所と言われるWEBサイトにて、一般の人が取引できるように公開されています。
しかし、仮想通貨では一般向けに公開される前から資金集めとしてクラウドファンディング(クラウドセール)を行って資金集めを行うことがよくあります。
資金を集める際、その見返りが仮想通貨トークン(いわゆる引換券)で支払われるので、その時にもらえる仮想通貨は未公開の通貨という扱い。
実質的に未公開の通貨を購入したことほぼ同じ。
こうした未公開仮想通貨の購入のことを、株のIPO(Initial Public Offering)になぞらえてICO(Initial Coin Offering)、もしくはプレセールと呼ばれています。
未公開の仮想通貨を購入できれば、基本的に一番最安値の時に仮想通貨を入手することができるということで注目が集まっています。
現在は株式市場のIPOと比べても競争率が低く、購入しやすいのでICO投資は穴場といえるでしょう。
3.IPOとの違いは?
大まかな仕組みとしては、ICOと新規公開株(IPO)は同じ。
しかし、ICOとIPOには、次のような大きな違いが存在します。
扱う商品が違う
大きな違いの一つには、扱っている金融商品が違うこと。
ICOは仮想通貨が対象であるのに対し、新規公開株(IPO)は株が対象です。
売り出し主体の有無
新規公開株(IPO)だと、野村證券などの証券会社が幹事として株を売り出し、監査も行っています。
それに対し、ICOはIPOでいう証券会社のような幹事が存在しません。
なので、証券会社など特定の金融機関でなく、誰でもICOで仮想通貨の資金を調達することができるのです。
明確な基準の有無
新規公開株のIPOに関しては決められた基準があるのに対し、ICOだと実施する人や事業者が自由に基準を定めることが可能です。
4.ICO(クラウドセール)の情報収集に役立つサイト
未公開になっている仮想通貨の情報を知るには、クラウドセールの情報を見つけなければなりません。
こちらでは未公開仮想通貨のクラウドセールの情報を知るうえで、非常に役立つサイトをご紹介します。
上記にある案件以外にも魅力的なICOが数多く存在するので、ご自身でサイトを閲覧されるといいでしょう。
ICO COUNTDOWN
こちらのサイトでは、これからICOが始まる予定の仮想通貨の一覧と始まるまでの時間をカウントダウンしてくれています。
ただ、未公開仮想通貨に関する詳しい情報はわかりません。
ICO専用のニュースサイトとして活用してみるといいでしょう。
COIN JINJA
COIN JINJAは、日本発のICO情報専用の検索エンジン。
日本語対応なので、英語が苦手な方でも安心。
ICOの掲載件数は700件以上にも及び、日本語のICO検索情報サイトの中では最大級。
ICOの開始日や最低目標金額も検索可能。
非常に見やすいサイトですし、ICOの情報も検索しやすいのでおすすめします。
Coinschedule
英語のみ対応のICO情報サイト。
サイトを訪れると、公開中のICOの一覧と日付が表示されています。
またICO情報以外にも、ICO関連のイベント情報やブログ記事も掲載。
情報量の多さが魅力ですが、中には怪しいICO情報も掲載されていることもあるので、いいと判断したプロジェクトに少額で投資するのがよさそうです。
CRYPTO COIN PORTAL
日本語対応が嬉しいICO情報サイト。
ICOの新着情報やカレンダー形式で予定情報を把握できることが魅力です。
CryptoCurrencyMagazine
http://cryptocurrencymagazine.com/tag/ico
ICOはもちろん、仮想通貨に関する様々なニュースを解説してくれるサイト。
ICOに関する情報の掲載数は他のサイトほど多くありませんが、仮想通貨投資に役立つニュースが充実しているので、ぜひ活用してみてください。
日本仮想通貨研究所
http://japanvirtualmoney-lab.com/ico/
こちらも日本語対応のサイト。
ICOの情報を掲載しているだけではなく、ICOで得られる報酬やトラブルが起きた場合の大暴落の事例が記載されていて良心的。
全体的に見やすいレイアウトで、スクロールすれば今後予定されているICOの情報がタイマー付きで表示されます。
SMITH+CROWN
https://www.smithandcrown.com/
英語のみ対応のサイト。
ICOの情報については、プロジェクトやトークン、クラウドセールの詳細はもちろん、ホワイトペーパーへのリンクも掲載。
また仮想通貨の最新のチャートも掲載されており、非常に便利です。
5.おわりに
未公開仮想通貨は今後、クラウドファンディングの新しいかたちとしてだけではなく、有効な投資手法としても期待されています。
ただプロジェクトは玉石混交であり、内容が素晴らしくても、上場後事業が頓挫する可能性もあります。
投資する側としては、ICOの情報を分析し、余剰資金を活用してトークンを購入されるのが一番でしょう。
気になる方は、少額から投資してみてはいかがでしょうか。