
ビットコインを始め、イーサリアムやリップルなどの高騰でますます盛り上がっている仮想通貨市場。
そこに最近、為替FXで有名なGMOが参戦。
電車の中刷り広告でも見かけるようになり、知名度が増してきています。
GMOコインでは、ビットレ君という非常に使いやすいアプリが提供されています。
今回はビットレ君の機能、使い方、対応通貨などを解説していきます。
1.ビットレ君について
ビットレ君とは、GMOコインが提供しているビットコインのFX取引ができるアプリ。
CoincheckやbitFlyerなど他の取引所のアプリとは異なり、ビットコインFXに特化したものになっています。
なおウォレット機能が付いていないので、コインの送金や受金ができません。
またFX専用のため、現物売買も不可。
2.ビットコインFXの取引ルール
取引銘柄 | BTC/JPY |
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取引時間(注文受付時間 | 24時間・365日(メンテナンス期除く) |
取引手数料 | 0円 |
レバレッジ | 5倍・15倍・25倍 |
レバレッジ手数料 | 0.05% |
最小注文数量 | 新規、決済ともに0.01 BTC / 回 |
最大注文数量 | 新規、決済ともに5 BTC / 回 |
最大取引数量 | 新規1,000BTC/日 |
保有建玉上限 | 30BTC |
両建取引 | 可 |
注文方法 | 成行、指値、逆指値、IFD、OCO、IFD-OCO |
ロスカット | 証拠金維持率が75%〜85%以下の場合 |
ロスカットアラート | 証拠金維持率が100%を下回った場合 |
受渡日 | 即時受渡 |
3.ビットレ君のメリット
アプリが見やすい
ビットレ君は、アプリが見やすいのが大きな特徴。
チャートもしっかり確認できて、スマホからでも簡単にFX取引が可能。
GMOクリック証券など、金融関係の実績で得た強みと言えるでしょう。
チャートエリアからは以下の指標が確認できます。
・単純移動平均
・指数平滑移動平均
・ボリンジャーバンド
・一目均衡表
・平均足
またテクニカルエリアで確認できる指標は次の通り。
・MACD
・RSI
・DMI/ADX
・ストキャスティクス
・RCI
スマホアプリでここまで指標が表示できる取引所は、ビットレ君くらいでしょう。
もちろん、各チャートの設定値についても変更できます。
サーバが安定している
GMOコインなら、相場が荒れている場合でも安心してトレードすることが可能。
仮想通貨の会社によってはサーバー落ちが起こることがありますが、GMOコインは現在のところ(2017年12月22日)報告されていません。
最近利用者数が増えてきているので、今後は未知数のところはありますが、証券での実績があるので信頼していいでしょう。
レバレッジは最大25倍
GMOコインの仮想通貨FXでは、レバレッジが最大25倍。
Coincheck、bitFlyerはそれぞれ5倍と15倍ですが、それよりも高い倍率が魅力です。
ただ、レバレッジが高いというのはリスクが高いことを意味します。
心配な方は5倍のままでも大丈夫でしょう。
追加証拠金なし
レバレッジ取引では、5万円を入金すれば、5倍のレバレッジで50万円分の取引をすることが可能。
通常FX取引では損失が入金額の5万円以上増えた場合、追加証拠金として新たに日本円を入金しなければなりません。
GMOのレバレッジ取引なら、追加証拠金は不要。
入金額の近く(証拠金維持率75%)まで到達したら、自動で決済して、損失が増えないようにしてくれるので安心して取引できます。
狭いスプレッド
スプレッドとは、仮想通貨販売所の実質的な手数料のこと。
GMOコインなら、常に300円程度(現物取引は3000円)。
他の取引所に比べてお得です。
4.ビットレ君の使い方
アプリを起動すると、GMOコインのアカウントで登録したメールアドレスとパスワードを入力してログイン。
「トレード」を押すと次の画面が表示されるのでここで売買注文できます。
建玉(ポジション)や注文一覧、約定履歴などを確認でき、上部のBID(売),ASK(買)で売買注文します。
5.注文方法
スピード注文
スピード注文は、1タップでサクッと発注できる方法。
新規・決済・ドテンも1タップで操作可能。
ただ、誤操作による注文には注意しましょう。
成行注文
成行注文は、いくらでもいいから買い(売り)たいときに出す注文方法。
買いのときは最も低い「売り注文」に約定し、「売り注文」のときは最も高い「買い注文」に約定。
指値よりも注文が優先されるため、相場が急変している時などに使えます。
指値注文
指値注文は、金額を指定して注文する方法。
指定した価格に達しない限り、注文は成立しません。
IFD注文
IFD注文は、指値注文と同時にストップ注文や決済注文も同時に出す注文方法。
「もし、75万円になったら新規で買いたい。そのあと70万円になったら決済して売りたい」というように、新規注文と決済注文を同時に発注すること。
OCO注文
OCO注文は、2つの注文を同時に出して、どちらかが成立したらどちらかをキャンセルする注文方法。
「相場がどうも読めない上がったら売って利益にしたいけど、下がったらさっさと損切りしたいな。」
そんな欲張りな希望をかなえてくれる注文方法です。
IFDOCO(IFO)注文
指値で注文を出し、それが成立したら指値とストップもあわせて注文を出せる注文方法。
「70万になったら買い、75万円まで上がったら利確で売り、そして68万円まで下がった時は損切りしたい。」
新規注文と同時に、その新規注文が成立した場合にOCO注文の形式「利益確定のための決済注文」と「損失限定のための決済注文」が一括してできるのです。
6.おわりに
以上、GMOコインのアプリ、ビットレ君について解説しました。
これから仮想通貨のFXをはじめる方は値動きに注意しつつ、活用してみてくださいね。
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