今年以降、ビットコインの価格が高騰している一方で、アルトコインの価格も上昇傾向に。

いずれビットコインの地位を脅かすほどのアルトコインはいくつか存在しますが、中でも注目されているのがMonero(モネロ)。

仮想通貨時価総額ランキングTOP10以内をキープ(2017年12月現在)している人気の通貨です。

今回はMoneroの特徴や購入できる取引所、今後の将来性などをご紹介。

1.Moneroってどんなコイン?

Moneroは2014年4月18日に、Monero Projectという団体により公開されたアルトコイン。

イーサリアムやリップルなどのいわゆる「ビットコイン2.0」と言われる仮想通貨よりも昔からある仮想通貨。

2014年ということなので、モナーコインと同年代です。

Moneroの特徴は、匿名性の高い取引が行えること。

仮想通貨の多くは、先駆者であるビットコインのソースコードを元にして作られているものが主流。

それに対し、Moneroの場合だとCryptoNoteという匿名性に特化したプロトコルを利用して作られています。

簡単に言えば、仮想通貨の送金において、誰が送ったか(送金者)、誰に送ったのか(受取人)が当事者たち以外には分からなくしてしまう仕組み

Dashなど匿名性の高い取引を行える仮想通貨は他にもありますが、その中で他の仮想通貨とは違うMonero特有の仕様についてこれから解説しましょう。

2.Moneroの魅力

リング署名による高い匿名性

Moneroは「リング署名」と呼ばれる技術が実装されているお陰で、送金時における送金者の高い匿名性を実現。

リング署名とは、送金情報を分割して他の送金者の分割情報と混合したうえで送金する技術のこと。

分割された情報が混合して送金されることで、誰がいくら送ったかといった、送金者の情報が分からない仕組み。

Dashにも似た技術がありますが、Dashは送金情報自体は分割しないで、他の様々な利用者の送金情報と混合し誰が送ったのか分からなくして送ります。

ワンタイムアドレスを採用

また、Moneroにはワンタイムアドレスという技術を採用。

これは送金における「受取人情報」の匿名性を実現するための技術。

受取人のアドレスとは別に、送金する度に受取専用の「1回限り」のアドレスを作成することで、受取人アドレスが固定されないようにする仕組みです。

ビットコインの場合、アドレスは決まっていて、1つのアドレスに対して毎回送金が行われます。

誰が誰にいくらビットコインを送ったのかは、誰の目にも明らかに。

アドレスから個人情報自体を特定できないという点で匿名性は十分だと考えるのがビットコインの仕組み。

しかし、もしビットコインアドレスが持ち主と結びつけられたら、持ち主の取引情報が筒抜けという形になってしまうおそれが。

対してモネロなら、1回限りの資金受取用アドレスを毎度作成して資金の受け取りが可能に。

アドレスが固定されず、コインの取引においてビットコイン以上の匿名性を実現しています。

取引スピードが早い

Moneroの取引スピードは、ビットコインの約5分の1

現在ビットコインの取引スピードは10分程度と言われていますが、このモネロに関しては2分程度で取引を完了することが可能。

ビットコインに見られるようなスケーラビリティ問題(取引処理にかかる時間が長い問題)を起こしにくい仕様になっています。

そのためビットコインよりも優れていると言えるでしょう。

マイニングしやすい

Moneroはマイニングしやすいコインとして有名。

現在ビットコインのマイニングをする場合、かなりハイスペックなPCが必要に。

モネロであれば、私たちが持っている一般的なPCでも気軽にマイニングすることが可能。

今からビットコインのマイニングに参加するのは現実的ではありませんが、モネロなら特別な準備がなくても十分マイニングできるでしょう。

ちなみに人気のマイニングソフトである、MinerGate(マイナーゲート)では採掘効率が非常に高いです。

3.現在価格・チャート推移

では、Moneroの現在のチャートを見てみましょう。

ご覧の通り、Moneroは値動きが激しい仮想通貨。

流通量自体が少ないため、些細なニュースでも価格が大きく変動したりすることも。

急激に上昇してから、調整のために一気に急落することもよくあるので、投資するタイミングはくれぐれも注意しましょう。

投資する人は日頃から、Webサイトtwitterなどで情報を収集しておくことをおすすめします。

4.購入できる取引所

国内取引所では唯一Coincheckでのみ購入可能。

CoincheckならMonero以外にも、ビットコインはもちろんアルトコインも数多く扱っています。

取引画面やスマホアプリが非常に見やすく、とても使いやすい取引所。

まだアカウントを持っていない人は、とりあえず口座を開設しておくといいでしょう。

5.おすすめのウォレットアプリ

Moneroを安全に管理したい場合、取引所のものとは別にウォレットを作成しておくのがおすすめ。

ウォレットには、スマホアプリもあるMonero公式サイトのものがいいでしょう。

アプリをダウンロードする

上記のサイトから自分の環境に合わせたものをダウンロードしましょう。

実行すると、まず言語を選択するウィンドウが表示。

日本語にも対応しているので、日本語を選択しましょう。

選択が終わるとウォレットを作るか読み込むかを選択。

ウォレットの設定が完了すると、デーモンと呼ばれる、データの取得を自動的にやってくれるソフトウェアが立ち上がります。

最初はデーモンの処理に時間が掛かりますが、終わればウォレットの機能を自由に利用可能に。

アプリは毎日起動していればすぐに使えるようになります。

6.今後の将来性

今後、Moneroのような匿名性の高い仮想通貨の需要は十分にあるでしょう。

プライバシーを保護する匿名性を持つ通貨は実は注目され始めています。

Zcashについては世界的に大手銀行であるJPモルガンと、ジーキャッシュの持つ匿名性の技術である「ゼロ知識証明」について提携。

これにより、一時大きく価格が高騰しました。

イーサリアムについても、2017年注目のアップデートでは、Zcashの技術を使い、通貨に匿名性を持たせる改良を行う予定。

このように、匿名性を持つ通貨の技術は注目を集めているのは確かでしょう。

7.おわりに

以上、仮想通貨Moneroについて解説しました。

匿名性の高い仮想通貨としてのブランドがあり、時価総額上位のMoneroは今後の堅実な伸びが期待できるでしょう。

気になる方は、今後を見越して小額から購入してみることをおすすめします。

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